夏のヒスイ海岸を満喫しよう!
ヒスイ海岸は、朝日町の最東に位置する、幅100m・東西約4㎞に渡って広がる砂利浜の海岸です。
美しいエメラルドグリーンの自然海岸で、「日本の渚百選」「快水浴場百選」に選ばれています。
日本のヒスイ産地は険しい山の中がほとんどですが、海からヒスイが打ち上がり、楽しく安全にヒスイがひろえる世界的にも珍しい環境です。
今回は、夏のヒスイ海岸を満喫する楽しみ方をご案内します♪
ヒスイ海岸観光交流拠点施設ヒスイテラスでは、夏休み期間の9:30~16:00の間、フローティングベストを貸し出していますので、海遊びの際は、子どもも大人も必ず着用するようにしてください。
ヒスイ海岸は、2~3mほどで一気に深くなるので、縦に泳がず横に泳ぐようにして下さい。
砂浜ではなく玉砂利の浜なので、水着の中に砂が入らない!
そして、磯臭くなくサラッと気持ちのいい快適さ。
玉砂利が太陽で焼けて熱くなるので、マリンシューズ、帽子は必須です。
わざわざ遠くから来たからと、波の高い日に海に入ったり、浮き輪がひっくり返って慌ててしまい溺れてしまうような、痛ましい海の事故がこれまで起こっています。
保護者は、子どもから決して目を離さないように注意してください。
ヒスイ探し体験
「ヒスイ海岸」の愛称で知られるヒスイ文化の中心地、宮崎・境海岸。
ヒスイは、日本の国石にも指定され、石ころとの出会いを楽しむ人で通年にぎわっています。
先ずは、「ヒスイ海岸観光交流拠点施設ヒスイテラス」でヒスイ恵みの会のガイドさんから、ヒスイの探し方のポイントを教わりましょう。
いざ、浜辺へ!波打ち際の濡れた状態が磨かれた状態で探しやすいです。
波打ち際を歩きながら、①白くて、②角張っていて、③きらきら結晶が輝いて、④重たくて、⑤なめらかな表面の石を探しましょう。
一獲千金!!!ギラギラとした眼で行くと、ヒスイが逃げて行きます…。
ヒスイの方から呼んでくれると言われていますので、かわいい石ころとの出会いをお楽しみください。
ヒスイ以外にも、蛇紋岩や薬石、ハチマキを巻いたような石など、かわいい石ころがたくさんあります。
見つけてきた石ころは、ヒスイテラスで見分けてもらえますよ。
ベント釣り
続いては、宮崎地区の子どもたちの遊び、ベント釣り。
「ベ~ント、ベント、つるつるベント~♪」
何と、歌まであるんです!
ベントとは、宮崎地区の方言で、お隣り入善では、アブラギッチョとも呼ばれるミミズハゼ(蚯蚓鯊)という魚。
頭に凹凸があってつぶらな瞳、見た目はドジョウのようで、何とも愛らしい魚です。
頭が平たいので、平頭=ベントウ・・・ベントと呼ばれています。
釣り方は、簡単!竿も針も使いません。
手のひらに生のイカゲソを握りこんで、玉砂利の中に突っ込みます。
細かな砂利よりも、大きめの玉石がごろごろしている波打ち際がオススメ。
しばらく待っていると、指の隙間から何かにゅるにゅると動いている感覚が。
パッと手を開くと・・・ベントGET~☆
イカゲソで釣り上げる方法もあります!
波打ち際の玉石と玉石の隙間にゲソを差し込んでしばらく待ちます・・・。
すると、つんつんとイカゲソを引っ張る感覚がっ。
波が寄せるタイミングでスッと持ち上げると、イカゲソに食いついたベントGET~☆
ベントはすばしっこいので、食べると泳ぎが早くなるなんて逸話もありますが、釣ったベントは、また海に逃がしてあげてくださいね。
浜辺で投げ釣り
3mほどでグンと海が深くなるため、浜辺から投げ釣りを楽しめるスポット。
夏は、キス、カレイ、クロダイ、ヒラメ、シーバスなどを狙えます。
また、出世魚のブリの幼魚のフクラギ(福来魚)が、晩秋から海岸に回遊しはじめます。
釣り人の間では、「フクラギ釣りの東の聖地」と呼ばれ、多い日には200名ほどの投げ釣りを楽しむ人が、浜辺に等間隔に並びます。
ヒスイ海岸名物タラ汁
たっくさん遊んで汗をかいたら、塩分補給にタラ汁!
タラ汁に使うスケトウダラは、夏秋が旬と言われており、海でいっぱい泳いでタラ汁をいただくのが一番の旬と言われています。
ヒスイ海岸の国道8号周辺は『タラ汁街道』と呼ばれ、タラ汁やイキイキの魚料理を提供して下さるお店が並んでいます。
https://www.asahi-tabi.com/asahi_kanko/localspecialties/
また、泉質の異なる日帰り温泉もありますので、ぜひお楽しみください。
https://www.asahi-tabi.com/asahi_kanko/stay/
子どもはもちろん、おとなも童心に返ってハマってしまう遊びがたくさん!
ぜひ、ヒスイ海岸に遊びにいらして下さいね♪
毎年、夏休みに「親子でチャレンジ!ヒスイ海岸トレジャーハンティング」を開催していますので、ぜひご参加ください。