ヒスイ海岸タラ汁街道
ヒスイ海岸名物「タラ汁」は、ぶつ切りにしたスケトウダラの味噌汁で、国道8号周辺には、タラ汁を食べられる食堂や民宿がずらり並び、「タラ汁街道」と呼ばれています。
昭和30~40年頃のタラ漁が盛んな時代、漁村の宮崎では半農半漁の暮らしをしていました。
漁師が早朝に漁に出て昼頃帰ると、農作業をしていたお母さんたちは、とれたてのタラを波打ち際でさばいて、流木で大鍋を沸かし「タラ汁」をつくり、漁を手伝ってくれた人や漁師の家族が集い、浜辺で円座になってタラ汁を食べていました。
タラ汁の起源ははっきりしていませんが、宮崎地区住民への聞き取り調査をまとめた「富山の伝統的魚食文化」p.30~33をご覧ください。
タラ汁にはスケトウダラが使われ、マダラではコクが出ません。
スケトウダラは夏秋が旬で、海で遊んで塩分補給にタラ汁が一番の旬と言われています。
ヒスイ海岸の民宿が、夏の浜茶屋でタラ汁を出したところ人気となり、今でも「タラ汁街道」としてにぎわっています。
タラ汁街道
タラ汁に使う材料は、スケトウダラ、ゴボウ、味噌と極めてシンプル。
キモと骨の髄から染み出るコクが、身体に染み渡るおいしさです。
お店によってちょっとずつ味が違いますので、食べ比べて自分好みのお店を探しましょう!
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※海遊びのあとにご利用ください。食事の提供はありません。
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⑨みやざきの母ちゃん市
毎月第3木曜日にヒスイテラスで「みやざきの母ちゃん市」が開催され、ふるさと体験 in みやざき実行委員会が大鍋で作るタラ汁を味わえます。
限定70食のタラ汁が、10分とかからず売り切れるほどの人気です。
(4~11月の毎月第3木曜日10:00から開催)※8月はお休み
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ご家庭でも、郷土食のタラ汁をおいしく作れるようになりましょう♪
ふるさと体験 in みやざき実行委員会に教わり、スケトウダラを丸ごと1本捌いてタラ汁づくりに挑戦!
臭みがなく、何杯でもお代わりしたくなる絶品タラ汁を作るコツを丁寧に教えていただけます。